東海大四 昨秋完敗の相手に雪辱、大脇監督「頼もしく成長」

[ 2015年3月31日 16:44 ]

<東海大四・浦和学院>東海大四先発の大沢

第87回選抜高校野球大会準決勝 東海大四3―1浦和学院

(3月31日 甲子園)
 東海大四(北海道)が浦和学院(埼玉)を下し、初の決勝進出を決めた。北海道勢でのセンバツ決勝進出は63年の北海以来、52年ぶりとなる。

 「去年の悔しさを晴らそう。頼もしく成長した選手たちはそのことに集中できた」。大脇監督は昨秋の明治神宮大会において、10―0とコールド負けを喫した浦和学院に勝利し、そう声を震わせた。

 ピンチを招きながらもリードを守り切った大沢の投球については「堂々と相手に向かっていく姿に感動した。捕手の小川とうまくコミュニケーションとっていた」と称え、6回に見せたセーフティースクイズには「いつかやりたいと思っていた攻撃。あの場面で決められるとは思っていなかった」と貴重な追加点をもたらした自身の采配を振り返った。

 北海道に初のセンバツ優勝旗をもたらすべく、決勝戦は敦賀気比(福井)と対戦する。「何とか北海道代表として頑張りたい」。大脇監督は語気を強めた。

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2015年3月31日のニュース