巨人「野性味」13連勤!選手が発案、4・6移動休み返上で練習

[ 2015年3月31日 05:30 ]

指先にとまったテントウムシを見つめる杉内

 巨人が「野性味トレ」で開幕ダッシュをかける。当初は広島への「移動休み」だった4月6日に選手たちの発案でナイター練習が組み込まれることが30日、分かった。ナゴヤドームで中日との3連戦に臨む、31日から13連勤のハードスケジュールを敢行する。

 理由は同7日からの、広島との敵地3連戦にあった。阿部は「今年最初の外でやるナイター。風が分からないから、フライもそうだし、この時期のナイターの気温も分からない。それで“やりましょうよ”って話になった」と説明した。

 当初は夕方に東京を出発し、夜に広島入りするスケジュール。これが、昼すぎに広島に到着して夕方から練習する形に変更された。どの球団でも選手から全体練習の申し出があることは極めて異例。原監督が「新成」とともに今年掲げるスローガン、「野性味」には「自主性」や「主体性」の意味も込められており、これを体現した形だ。

 川相ヘッドコーチも「監督もそういうもの(野性味)を求めている」と歓迎した。ナイター練習の直前、4月3~5日の阪神3連戦(東京ドーム)で1勝すれば、プロ野球史上初となる同一カード1000勝。歴史的な節目も控える。この日は名古屋への移動休みで、一息ついた巨人。開幕カードを勝ち越した勢いのまま、中日を叩いて13連勤を好発進させる。

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