左脇腹炎症で離脱中…岸 復帰は5月以降 指揮官「御の字」

[ 2015年3月31日 05:57 ]

復帰は5月以降になる見込みの西武・岸

 左脇腹炎症で戦列を離れている西武・岸孝之投手(30)の復帰が、早くても5月以降になることが30日、分かった。田辺監督が「4月中(の復帰)は厳しい。5月頭(の復帰)なら御の字」と見通しを語った。

 岸は21日のDeNAとのオープン戦(西武プリンスドーム)で左脇腹の痛みを訴え、2回で降板。3年連続となる開幕投手が予定されていた27日のオリックス戦(同)の先発を回避した。その後も患部の痛みが引かない状態が続き、現在はマッサージや軽いランニングなどを行っている。横田投手コーチは「炎症が取れるのに2週間はかかる。それまでは何もできない」と説明。炎症が引き次第、キャッチボールを再開する。実戦復帰のメドすら立っていない状況だが、5月上旬の復帰を目指すことになる。

 エースの長期離脱。ただ、幸いなことにチームは開幕3連勝。さらに左肘炎症で戦列を離れている菊池が4月中旬に復帰できるメドもついた。「エースの離脱という逆境で一丸となっている。シーズンは長い」と田辺監督。貯金をできるだけ増やし、岸の復帰を待つ。

続きを表示

2015年3月31日のニュース