ロッテ石川は「時短の申し子」オリ金子は意外?試合時間長い

[ 2015年3月31日 08:00 ]

「時短の申し子」ロッテの石川(左)と、意外!?にも試合時間が長いオリックスの金子

 プロ野球の時間短縮が叫ばれている。昨季の平均は、9回試合で3時間17分(全試合3時間22分)だった。今季は開幕カード18試合を終え、平均3時間8分(3時間15分)とやや改善。それでも、熊崎勝彦コミッショナーが目標に掲げる「3時間以内」には遠い。

 先発投手によって、試合時間に差は出るのか。昨季規定投球回に到達した28投手について、先発した全試合の平均試合時間を算出した(コールド、延長試合を除く)。

 堂々の1位は実績十分の巨人の内海で3時間2分。2位には3時間3分でロッテの新人王・石川がつけた。特に石川は、デビューから先発5試合連続2時間台で終えている「時短の申し子」だ。降板後の展開にも左右されるが、やはり防御率の良い投手ほど試合時間も短い。

 例外がオリックスの金子で、防御率1点台ながら2番目に長い3時間23分だった。また阪神・藤浪と日本ハムの大谷も比較的長く、若い2人には今後の課題となりそうだ。 

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2015年3月31日のニュース