東海大四、大沢の粘投で浦和学院に雪辱「一つの目標達成できた」

[ 2015年3月31日 17:16 ]

<東海大四・浦和学院>東海大四先発の大沢

第87回選抜高校野球大会準決勝 東海大四3―1浦和学院

(3月31日 甲子園)
 東海大四のエース・大沢は浦和学院の最後の打者をセンターフライに打ち取り、両手を大きく広げた。

 「捕手の小川と話し合い、冬場に浦和学院さんを倒すために配球を決めてきた。一つの目標を達成できてうれしい」。昨秋の明治神宮野球大会で0―10とコールド負けを喫した相手に大沢はこの日、9安打を許すも要所を締めて1失点。東海大四を初の決勝進出に導びき、充実の表情を見せた。

 大沢はバットでも2回に同点打を放ち、6回には「昨年の秋から練習してきたので、自信を持ってできた」と貴重な追加点となるセーフティースクイズを決めた。

 決勝は北海道勢初のセンバツ優勝を懸け、敦賀気比(福井)と対戦。「きょうのようなコースをついて、打たせて取るピッチングをしたい」。大沢はプレッシャーのかかるマウンドでもこの日の112球と同様の投球をと意気込みを見せた。

続きを表示

2015年3月31日のニュース