浦学江口「疲れない」オール完投V宣言!13年ぶり快挙目指す

[ 2015年3月31日 05:30 ]

センバツ・地元の子どもたちの視線を受けながら、ブルペンで投球する浦和学院のエース江口

第87回センバツ高校野球準決勝 浦和学院―東海大四

(3月31日 甲子園)
 ここまで延長戦を含む3試合378球を一人で投げ抜いてきた埼玉・浦和学院の左腕江口は「疲れは全然ない」と話す。一昨年9月に原因不明で右目の視界が突然閉ざされたことで、この日は目の保護のため眼鏡姿で練習参加。ブルペンでは捕手を立たせたまま40球ほど投げて感覚を確認した。

 左打者が8人並ぶ東海大四打線に対し「打たせて取ることができれば一番いい。0で抑えれば負けることはない」と冷静に話す一方で、「(決勝まで)全部投げてチームを勝たせたい思いが強い」と言い切った。全試合完投で優勝すれば02年春の報徳学園・大谷(現ロッテ)以来の快挙。2年ぶりの大旗へ。江口が最後まで腕を振る。

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