巨人ドラ1岡本 今キャンプ4戦で13の2…「心技体」で課題

[ 2015年2月28日 05:30 ]

<広・巨>4回1死一塁、空振り三振に終わる岡本

2軍練習試合 巨人0―4広島

(2月27日 天福)
 宮崎の2軍キャンプに参加中の巨人ドラフト1位・岡本(智弁学園)が、「6番・三塁」で先発出場した。キャンプ最後の実戦で「心技体」の未熟な部分が見つかり「課題が見えて良かった」と収穫を語った。

 心=声出し 岡崎2軍監督は「守っているときにもう少し声を出してほしい。もっと存在感が出る」と指摘。守備中は投手への声掛けや、声を張り上げてナインを鼓舞することも重要な役割なだけに「頑張って声を出します」と力強く誓った。

 技=守備力 2回に土生の三遊間へのゴロをグラブではじき「プロ初失策」を記録。12日の2軍紅白戦では飛球を落球する場面があった。だが、送球の安定感が増すなど着実に上達しており「守備もしっかりやっていきたい」と気を引き締めた。

 体=プロの直球への対応 25日のヤクルト2軍との練習試合(ひむか)では左翼席へ「プロ初アーチ」を放ったが、この日は中直、空振り三振、中飛、右飛で4打数無安打。直球に少し差し込まれて打ち取られる場面もあり「まずはストレートに対して強く振れるようにしたい」と自覚を口にした。

 今キャンプは実戦4試合で13打数2安打、打率・154、1本塁打、1打点。失敗も成功も全ての経験が今後の糧となる。高校通算73本塁打を誇る将来の4番候補は「次に向けて頑張ります」と決意を新たにしていた。

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2015年2月28日のニュース