緒方監督 濃密1時間、走塁徹底「足の速い遅いではない」

[ 2015年2月28日 05:30 ]

緒方監督(奥)が見守る中、ロングティーを行う野間

 広島は沖縄2次キャンプ最終クール4日目の27日、午前中に約1時間の走塁練習を実施した。2組に分かれた野手陣が走塁側と守備側をそれぞれ分担。打撃投手の投球を玉木守備走塁コーチが打席から打ち返し、審判団も付いた限りなく実戦に近い形式で、38歳の新井や新外国人グスマンも含む全員参加だった。

 ヒットエンドランや内野ゴロでの本塁突入など様々な状況に即した走塁を確認。緒方監督は気付いた点がある度に選手に直接、声をかけた。「実戦でミスをした本人だけでなく全員が同じミスを繰り返さないように意識させたかった。走塁は足の速い遅いではない。外国人も同じ。むしろ試合に出る機会は多いから」。鋭い視線が注がれ、普段以上の緊迫感に包まれた濃密な1時間だった。

続きを表示

2015年2月28日のニュース