巨人ドラ１岡本がキャンプ打ち上げ、アーチで締め「毎日すごく充実」

　巨人のドラフト１位・岡本和真内野手（１８）が２８日、２軍宮崎キャンプを打ち上げた。最終日はフリー打撃で５５スイング中、柵越え１発を放ち「アーチ締め」。初めてのキャンプについて「毎日すごく充実していて勉強になったし、いろいろな練習がいっぱいできて良かった」と振り返った。

　キャンプ中は長嶋茂雄終身名誉監督や、ＯＢの松井秀喜氏、同じ奈良県出身の吉村禎章氏らと対面し「偉大な先輩方にお会いできて光栄でした」と目を輝かせた。

　岡崎２軍監督は「ゴールデンルーキーの岡本が入団したことによって、それ以外の選手も“負けない″という意識が見られた。大田泰示が１年目の０９年以来の緊張感を持ってできた」と「岡本効果」を実感した様子。「数少ない遠くに飛ばせる長距離打者だと思う。守備は２月１日に比べると確実に進歩してきた」と目を細めた。