元阪神ボーグルソン ジャイアンツから放出のはずが一転…

[ 2015年1月22日 14:36 ]

フリーエージェントとなっているライアン・ボーグルソン投手 (AP)

 米メディアは21日、ジャイアンツが今オフにフリーエージェントとなっているライアン・ボーグルソン投手(37)と再契約の交渉を行っていると伝えた。

 昨季は登板32試合すべてに先発して8勝を挙げ、防御率4・00をマーク。ジャイアンツのここ5年で3度目のワールドシリーズ制覇に貢献したボーグルソンには複数の球団が獲得を希望していた。

 中でもアストロズはボーグルソン獲得の最右翼とされ、19日には地元・ヒューストンに同投手が到着。契約間近とも伝えられた。しかし、ここにきて放出もやむなしと考えていたジャイアンツがボーグルソンと再契約の意志を見せているとの報道。

 ジャイアンツにはバムガーナー、ケーン、ピービ、ハドソン、リンスカム、さらにペティットと今季の先発の駒はすでにそろっている。ただ、ケーンは開幕には間に合うとされているが現在は右肘のリハビリ中、ハドソンもオフに右足首を手術しており、リンスカムに関しては昨季後半から調子を落とし、今季は先発で起用できるか微妙な状態、ペティットは通年で先発ローテーションを回った経験がない。

 この不安の残る先発陣に“保険”をかけておきたいというのがジャイアンツの翻意の理由ということだ。

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2015年1月22日のニュース