マーリンズ 肘手術の新人王右腕が順調に回復「復帰は6月か7月」

[ 2015年1月22日 16:44 ]

マーリンズのホセ・フェルナンデス投手 (AP)

 米メディアは21日、昨年5月に肘の靭帯再建手術を受けたマーリンズの先発右腕、ホセ・フェルナンデス投手(22)のリハビリが順調に進んでいることを伝えた。

 フェルナンデスは昨季の開幕戦で無四球、9奪三振で勝利投手になると、4月は月間最優秀投手賞を獲得するという最高の滑り出しを見せた。しかし、5月9日の試合で6失点を喫し、右肘に違和感を訴えると、その7日後には同部位にメスが入り、8試合に登板して4勝を挙げたところでシーズンが終了してしまった。

 肘の靭帯再建手術から実戦復帰できるのは12ヵ月から15ヵ月といわれているが、フェルナンデスは2月下旬から始まる春季キャンプでマウンドからの投球を開始し、6月には全力投球ができるようになるというから、これまでは予定通りにリハビリが進んでいると言え、球団幹部も「メジャー復帰は6月か7月あたり」と考えている。

 キューバからアメリカへ亡命したフェルナンデスは11年にドラフト1巡目(全体14位)でマーリンズから指名を受けると、13年にメジャーデビュー。同年に12勝をマークし、ナ・リーグ新人王に輝くとともにサイ・ヤング賞の投票でも3位につけた逸材だ。

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