巨人・堂上 大豊さん秘話「ナゴヤドームで打ってやりたい」

[ 2015年1月22日 05:30 ]

ティー打撃を行う堂上

 中日を戦力外となり、育成選手で巨人に加入した堂上が、18日に急性骨髄性白血病のため死去した大豊泰昭氏(享年51)との秘話を明かした。

 プロ1年目の04年春のキャンプ中、中日のアジア地区担当スカウトだった大豊氏の宿舎の部屋に呼ばれ「熱く教えていただきました。最後は(大豊氏が)スラパン一枚になって」と打撃の熱血指導を受けたという。

 同じ左打者。「右足の使い方ですね。バットの軌道と同じで半円を描くように、柔らかい感じで」とテークバック時の右足の動きを教わり、今でも時折、思い返している。名古屋市内で営んでいた中華料理店「大豊飯店」で食事をしたこともあるそうで「(死去は)信じられなかったです」と惜しんだ。

 1軍キャンプスタートが決まり、支配下登録を目指す29歳は「ナゴヤドームで打ってやりたい」と古巣の本拠地での活躍を誓った。

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2015年1月22日のニュース