現役生活にピリオド…ジーター「楽しい20年間。本当に幸せだ」

[ 2014年9月29日 09:45 ]

レッドソックス戦の3回で、観客の歓声に応えるヤンキースのジーター(AP)

ア・リーグ ヤンキース9―5レッドソックス

(9月28日 ボストン)
 今季限りでの引退を表明していたヤンキースのジーターが28日、敵地ボストンで行われたレッドソックス戦でラストマッチに臨み、3回に三塁内野安打を放って20年の現役生活にピリオドを打った。

 前日に続き、イチローと1、2番コンビを組んでスタメン出場。0―0の3回1死一、二塁からイチローが右中間を破る先制の2点三塁打を放つと、ジーターは三塁内野安打で続き、三走のイチローを迎え入れた。

 ジーターはここで代走を送られて出番を終えると、レッドソックスの選手もフェンウェイ・パークを埋めた3万7千人のファンも総立ちで拍手。ジーターは笑顔でこれに応え、ベンチに戻るとチームメート一人一人とハグを交わした。

 ジーターは試合後、「最後をヒットで締められて良かった」と語り、「心身の全てをささげてきた。自分のやりたいことを最後までやり切ることができた。楽しい20年間だった。本当に幸せだ」とヤンキース一筋に歩んだ20年を振り返った。

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