ドカベン香川氏の通夜に600人 元南海選手「愛される選手だった」 

[ 2014年9月29日 21:05 ]

 元プロ野球南海(後にダイエー、現ソフトバンク)捕手で、26日に52歳で死去した香川伸行氏の通夜が29日、福岡県朝倉市の斎場で営まれた。南海、ダイエーでともにプレーした、ソフトバンクの小川史ヘッドコーチや加藤伸一投手コーチら約600人が参列し、別れを惜しんだ。

 小川ヘッドコーチは「みんなに愛される選手だった」としのび、加藤投手コーチは「公私にわたってお世話になった。野球で結果を残して、香川さんにいい報告をしたい」と静かに語った。藤本博史打撃コーチは「寂しい。早く逝きすぎた」と悼み、「自分たちは厳しい戦いになっている。応援してください、と言った」と話した。

 香川氏は横幅のある体形と強打が相まって、人気野球漫画の主人公にちなみ「ドカベン」の愛称で親しまれた。遺影にはダイエーのユニホーム姿でバットを構える写真が用いられた。

 葬儀・告別式は30日午前11時から営まれる。

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2014年9月29日のニュース