北條 29日に初の1軍登録「打てるショート」として期待

[ 2014年9月29日 08:46 ]

 阪神の北條史也内野手(20)が、29日のDeNA戦(甲子園)でプロ入り初めて1軍出場選手登録される。今季はウエスタン・リーグでチームトップの102試合に出場し、同84安打を記録。打率は・259ながら、期待値は高い。

 掛布DCからも「“打てるショートと”言われるショートになるよ」と将来性を認められている素材。春季キャンプは2軍スタートだったが、シュアな打撃に加えて守備でも成長の跡を示し、2軍キャンプのMVPに指名された。2月下旬に一度は1軍に合流。しかし2度の練習試合で4打数無安打に終わっており、1軍首脳陣に成長を見せつけて戦力になれることをアピールしたい。

 12年のドラフトで藤浪の次順に2位指名された。青森・光星学院(現八戸学院光星)では3年夏に4本塁打を放ったが、2年夏から3季連続で準優勝。背番号2。何かと「2」がつきまとう2年目の逸材が、阪神に新風を巻き起こして2位に押し上げる。

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2014年9月29日のニュース