さらばジーター…常勝軍団支えた20年「数字のためにプレーしてない」

[ 2014年9月29日 09:48 ]

現役最後の試合を終え、笑顔で会見するヤンキースのジーター (AP)

ア・リーグ ヤンキース9―5レッドソックス

(9月28日 ボストン)
 20年間を駆け抜けたヤンキースのジーターは、すがすがしい表情でユニホームを脱いだ。

 ―今の気持ちは。

 「感情的にはニューヨーク(の本拠地最終戦)で区切りをつけた。ここ(敵地ボストン)でキャリアを終える心積もりはできていた。楽しむことだけを考えた」

 ―内野安打で締めくくった。

 「最後の打席だと思っていた。ヒットを打つことだけを考えていた」

 ―今後は何をする。

 「分からない。まずは休んでリラックスしたい」

 ―この1年は。

 「最後の1年をけがなくできて良かった。プレーオフに行けないことは残念だけど、やれる限りのことはやった」

 ―自身の実績をどう評価するか。

 「自分では分からない。数字のためにはプレーしていない。野球、チームメート、ファン、メディアに敬意を払って、一生懸命にやってきた」

 ―20年を振り返って。

 「楽しかった。自分のやりたいことをやれる人は、そう多くはない。最後までやり切ることができた。本当に幸せだ。今が退く時だ」(共同)

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