中日に厳冬再び「15人ぐらいクビ」昨オフは計8億円減

[ 2014年9月29日 05:30 ]

今季限りで引退することをすでに表明している中日・三瀬

 今オフも“オレ流”の大なたが振るわれる。2年連続のBクラスが確定した中日の今年の退団選手が、約15人にものぼることが28日、分かった。すでに三瀬、小林、鈴木義の3投手が引退を表明し、助っ人のゴメスもシーズン中に帰国。さらに10月1日からの戦力外通告期間には10人以上が通告を受ける見込みだ。

 昨オフは、球団初のゼネラルマネジャーに就任した落合GMが、契約更改で減額制限ギリギリかそれ以上の提示を連発。選手年俸の合計を約8億円もコストカットする「厳冬更改」となったが、今オフは「リストラの嵐」が吹き荒れそうだ。球団関係者は「今年も相当厳しい。15人ぐらいはクビになるんじゃないか」と明かした。

 「落合―谷繁」の新体制でV奪回を目指した今季だが、1度も優勝争いに絡めずCS進出も逃した。監督時代に4度のリーグVに導いたオレ流GMが心を鬼にし、血の入れ替えを図る。

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