金本知憲氏 骨折強行出場の裏話明かす「監督が出ろって」

[ 2014年7月17日 22:01 ]

左手首を骨折していた金本は右手1本で右前打を放つ(04年7月30日撮影)

 阪神OBの金本知憲氏(スポニチ本紙評論家)が17日に放送された日本テレビ系「ダウンタウンDX」に出演。ギネス記録の1492試合連続フルイニング出場の誕生秘話を語った。

 1999年7月21日から2010年4月17日まで1492試合連続でフルイニング出場を果たしたが、04年7月29日の中日戦で岩瀬から左手首に死球を受けて骨折。記録継続が危ぶまれたが、翌30日の巨人戦では右手だけで2安打を放った。

 この試合について金本氏は「監督が“出ろ”って言ったから」と出場した理由を説明。自身は「キャッチボールも出来なかった。無理だと思っていた」ものの、守備への不安について当時の岡田彰布監督は「センターの赤星が足速いから」と取り合わず。打撃への不安に対しては「立っておけば勝手に四球だすよ」。

 丸め込まれる形で試合に出場すると、右手1本で左へ右へ2安打。この時に痛みを耐えたことで、フルイニング出場は6年後まで伸びることになった。

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2014年7月17日のニュース