オリックス“つなぎ役”安達　後ろにつないで２安打３打点

＜ソ・オ＞２回２死満塁、中前打を放った安達

パ・リーグ オリックス７―５ソフトバンク

（7月8日 ヤフオクＤ）
　打線のつなぎ役が、しっかり後ろにつないで首位攻防第１ラウンドの主役となった。オリックスの２番打者・安達が２安打３打点。「みんなチャンスを回してくれたので」と充実の表情だ。

　２回２死満塁からソフトバンク先発・スタンリッジの直球を中前へ運び走者を２人返すと、２点差とされた６回には１死二塁の場面。カウント３ボール２ストライクとなってから、ファールで６球粘った後の１３球目を再び中前にはじき返して貴重な追加点を挙げた。

　「後ろにつなごうと思って打った」と自分の役割に徹しての大仕事。ソフトバンクの反撃をかわして、チームは３日ぶりに首位を奪い返した。それでも安達は「試合はまだ続くので」と浮かれた様子はない。「一戦一戦勝っていくだけ」と表情を引き締めていた。