和田が初登板に向け合流 9日レッズ戦「全力で投げる」

[ 2014年7月8日 08:45 ]

米大リーグでの初登板を控え、チームに合流したカブス・和田

 米大リーグでの初登板を翌日に控えたカブスの和田毅投手(33)が7日、試合の行われるシンシナティでチームに合流した。8日(日本時間9日)のレッズとのダブルヘッダー第2試合に先発予定で「明日は全力で投げることだけを考える。それだけです」と意気込みを口にした。ダブルヘッダー用の規定で出場登録され、試合後はマイナーに戻る。

 和田は2012年にプロ野球ソフトバンクから2年契約でオリオールズに移籍したが、同年5月に左肘靱帯修復手術を受けた。米球界3年目で迎えるデビューに向け「それなりの覚悟で投げないと、起用してくれた方にも申し訳ない。しっかり結果を出せるよう最高のコンディションで迎えたい」と話した。その後も登板機会を得るには存在をアピールする好投が求められる。

 今季はマイナー契約でカブスに入団し、6月22日にメジャー契約を結んだ。傘下マイナーの3Aアイオワでは17試合に登板し、9勝5敗、防御率2・66の成績。

 レッズはカブスと同じナ・リーグ中地区に所属し、野手では強打の捕手メゾラコと4年目の三塁手フレージャーがオールスター戦に選出されている。(共同)

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2014年7月8日のニュース