吉見、1年2カ月ぶり先発で5回3失点も…白星消えた

[ 2014年7月8日 21:02 ]

<ヤ・中>1年2カ月ぶりに先発した中日・吉見

セ・リーグ ヤクルト―中日

(7月8日 神宮)
 中日・吉見が8日のヤクルト戦(神宮)で、昨年5月7日に神宮で行われた同カードにに登板して以来、実に1年2カ月ぶりの先発マウンドに上がった。

 初回、先頭の山田に2球目の139キロ直球を左中間に運ばれ、いきなり失点。3回には武内に右越え1号ソロ。5回には2死から山田にこの日2本目のソロアーチを左中間に運ばれた。

 5回を73球、6安打3失点。3発を被弾したものの、打線の援護を受け、4―3とリードを守ったまま、勝ち投手の権利を得て降板した。

 手術を乗り越えての復活登板だった。昨年6月4日に「トミー・ジョン手術」と呼ばれる「右肘内側側副じん帯再建手術」を受けた。当初は1年以内での復帰を目指したが、万全を期して調整。3日の1軍合流時には「心の準備はしてきた。(ペナントレースは)あと3カ月ぐらいなんで頑張りたい」と話していた背番号19。チームの勝利を信じ、救援陣に後を託した。

 だが、7回に登板した3番手・浅尾が崩れた。2死一、二塁から比屋根に左越え2点二塁打を打たれて逆転を許し、この時点で吉見の復帰白星は次回以降に持ち越しとなった。

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2014年7月8日のニュース