攻守にけん引の阿部「次はペナントレースの優勝」

＜巨・ソ＞優勝賞金３０００万円の目録を懐にしまい込むしぐさを見せておどける阿部

交流戦 巨人１０―５ソフトバンク

（6月22日 東京Ｄ）
　体調不良で前日はＤＨに回った巨人・阿部は「５番・捕手」で先発出場。打っては５回無死二塁で右越え安打で中押しの打点を挙げ、捕手としても先発の小山を好リードで支えた。

　「みんなの頑張りで優勝ができた。いい形でリーグ戦に入れると思う。次はペナントレースの優勝」と早くも気持ちを切り替えていた。

　【巨人ナイン喜びの声】

　▼坂本　最後に勝てて本当に良かったです。

　▼長野　優勝できて良かった。いい形でリーグ戦につなげていきたい。

　▼アンダーソン（家族が初めて試合観戦）初めての日本のチームでの優勝。本当にうれしい。

　▼セペダ　巨人にとって今年の最初のタイトルと言えるもので、みんなで勝てて良かった。

　▼菅野　自分自身はチームに貢献できなかったけど、リーグ戦に弾みをつけて頑張りたい。

　▼川相ヘッドコーチ　昨年の日本シリーズでは（楽天の）田中、則本にやられた。交流戦ではパ・リーグの主力投手が出てきてどう対するのかという意味で、チームとしてしぶとく戦うことができたと思う。