ゴメス、交流戦20打点!甲子園で24イニングぶり得点

[ 2014年6月23日 07:24 ]

<神・楽>6回1死一、二塁、ゴメスは中前適時打を放つ

交流戦 阪神1―5楽天

(6月22日 甲子園)
 一矢を報いる一打だった。5点を追う6回1死一、二塁。阪神・ゴメスが、3番手として登板した福山の代わりばなを叩いた。カウント1ボール2ストライクからの5球目。高めに抜けた変化球をはじき返し、中前への適時打とした。甲子園で2試合連続零敗中だったチームにとって、24イニングぶりの得点だった。

 「なかなか点が取れない中で、打点を挙げられたけど…。勝ちたかったので残念だよ」

 最後まで表情は曇ったままだった。猛虎を苦境から救い出そうと、4番は必死に奮闘。2回先頭での第1打席ではチーム初安打となる左前打を放った。唯一の2安打で、自身3試合ぶりのマルチ安打を記録した。

 交流戦は打率こそ・233ながら、打点は24試合で堂々の20。ポイントゲッターとしての役割は果たした。27日からはリーグ戦が再開する。「(同一リーグは)知らない投手ばかりではない。そういう意味では情報がある分だけ少しはまし。ただ、簡単に打てる投手はいない。しっかり準備をして気持ちを切り替えて臨みたい」。逆襲を目指し、次なるターゲットに狙いを定めていた。

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2014年6月23日のニュース