原監督に聞く 父は“人生は挑戦”を実践していた

[ 2014年6月7日 05:30 ]

<巨・西>ファンの声援に応える原監督

 【巨人・原監督に聞く】

 ――原監督の幼少期、三池工での優勝パレードが印象深いと思うが?

 「僕の中で、野球はこんなに人を喜ばせられるんだというスタートラインになった。ずっと三池にいれば、それはそれで良かったとも思う。何で東海大に来たの?と聞いたことがある。“自分は都で勝負したいんだ”と。人生は挑戦だということを、本人も実践していたということ」

 ――最後に交わされた言葉は?

 「対する応答はそうそうなかったが、私はよく話をし、よく触り、よくさすりました。(入院から)25日間、父は頑張って、僕たち家族に時間をくれたと思います」

 ――葬儀の中でどんな思いがあったのか?

 「ご苦労さま、ありがとうございましたと。父はありがとうよ、と悔いのないところで天に上がったと私は思っています」

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2014年6月7日のニュース