田辺西武1勝!岸は7連勝 巨人は首位奪回ならず

[ 2014年6月7日 20:42 ]

<巨・西>6回無死、中村(60)が左越えにソロ本塁打を放ち田辺監督代行(右)が迎える

交流戦 西武3―1巨人

(6月7日 東京D)
 西武の田辺監督代行が2戦目で初勝利を手にした。

 初回、4番・中村の左翼線適時二塁打で1点を先制すると、3回には3番・栗山のソロ本塁打、6回にも中村の左越えソロ本塁打で加点した。

 先発の岸は伸びのある直球で巨人打線を寄せつけず、5回に阿部のソロ本塁打による1失点のみで65球と完投ペースだったが、右肩の違和感で6回からボウデンにマウンドを譲った。それでも救援陣が踏ん張ってリードを守りきり、岸は5回を2安打1失点で自身7連勝となる7勝目を挙げた。

 4日のDeNA戦後に伊原監督の休養が発表され、指揮を執って2戦目となる田辺監督代行は初勝利となった。

 巨人は交流戦歴代最多の通算26勝を誇る杉内が7回を3安打3失点で敗戦投手に。打線は岸の前に5回、阿部の球団歴代単独4位となる通算333号ソロによる1点だけと沈黙。広島が敗れたため、勝てば単独首位に浮上する可能性があったが、4月10日以来の首位奪回はならなかった。

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2014年6月7日のニュース