オリ金子 志願の阪神戦登板で劇勝呼んだ 前回9回無安打から中5日

[ 2014年6月7日 06:30 ]

<神・オ>力投する金子

交流戦 オリックス4-3阪神

(6月6日 甲子園)
 エースの粘りが劇的勝利を呼び込んだ。オリックス・金子は初回、ゴメスに先制適時打を許し、3回には鳥谷にソロ本塁打を被弾。

 「初回、自分の状態をつかむ前に失点してしまった」と波に乗れず、5月16日ソフトバンク戦の5回から、21イニングまで伸びていた連続無失点記録もストップし。それでも余計な得点は与えなかった。6回2失点。雨でマウンドの状態が最悪の中、しっかりと試合をつくった。

 「どんな試合でもそうですが、早い回に点を取られてしまうと、攻撃にも影響してしまうので、チームに迷惑を掛けて申し訳ないです」

 金子は反省の弁に終始した。前回5月31日の巨人戦は、9回を無安打無得点。味方の援護がなくノーヒットノーランは達成できなかったが、144球の熱投を見せた。そこから中5日の阪神戦は、志願してのもの。5勝目は逃しても、背番号19の存在感を示した夜だった。

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2014年6月7日のニュース