カージナルス ポストシーズン男が先制弾 3年連続地区シリーズ突破

[ 2013年10月11日 06:00 ]

<カージナルス・パイレーツ>2回、先制2ランを放ったフリース(右)はナインに祝福される

ナ・リーグ地区シリーズ第5戦 カージナルス6―1パイレーツ

(10月9日 セントルイス)
 本拠地に戻ったカージナルスが投打に本領を発揮し、3年連続で地区シリーズを突破した。

 勢いづけたのはフリースだ。2回、左越えに先制2ランを放った。11年のリーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズでMVPに輝いたポストシーズン男。米スポーツ専門局ESPNによると、負ければ敗退というポストシーズンはフリースにとって7試合目で、25打数9安打の打率・360、12打点と勝負強く、3本塁打はチーム最多である。今季のレギュラーシーズンは打率・262、9本塁打、60打点にとどまり今シリーズも不振。雌雄を決する一戦で存在感を示し「これで報われた気がする」と話した。
 投げては最多勝右腕ウェインライトが1失点完投で第1戦に続き今シリーズ2勝目。マイク・マシーニー監督は「大舞台で実力を発揮する真のエースだ」と称えた。

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2013年10月11日のニュース