阪神 救援陣は3連投辞さず 和田監督が決戦前に訓示

[ 2013年10月11日 06:00 ]

和田監督は練習前にナインにゲキを飛ばす

 阪神の和田監督は、甲子園球場での全体練習前に選手、首脳陣、スタッフを集め、短期決戦へ思いの丈を語った。

 「広島に絶対勝って、東京ドームへ絶対に行こう!」

 打倒巨人を果たすには好調・広島との決戦を制さなくてはならない。直近10試合で3勝7敗に終わっており、厳しい戦いになるのは承知の上だが、総力戦で臨む構え。山口投手コーチも「3連投する覚悟でいるやろう。最大で3試合しかないんやから」とリリーフ陣を叱咤(しった)した。ロングリリーフが可能な久保、左キラーの加藤ら、展開に応じて出し惜しみすることなく投入していく構え。イニングまたぎも辞さないことを明言した。

 CSへの意気込みを問われた西岡は「まだ何も考えていません。当日になったら考えます」とだけ話した。この日はフリー打撃や連係プレーなどをみっちりこなし、スタンバイ。ロッテ時代の05、10年とともにプレーオフを勝ち抜いての日本一を経験しているだけに、ここ一番で勝負強さを発揮しそうだ。

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2013年10月11日のニュース