ロペス＆内海　５月に続きヒーロー「新潟サイコー！！」

２回２死、松本啓の打球を処理する巨人・内海

セ・リーグ 巨人２―１ＤｅＮＡ

（9月10日 新潟）
　「新潟サイコー！！」投打のヒーローが２度ずつ声を上げ、巨人がまた一歩優勝に近づいた。

　まずは７回に決勝の適時二塁打を放ったロペス。好投の三浦から左翼への一打が決勝点となった。新潟は相性がいい。５月１０日、同じＤｅＮＡ戦で逆転本塁打を放ち、勝利に導いた。９回にバント処理の際に一塁ベースに入らず、思わぬピンチを“演出”してしまった助っ人は、「勝ってよかった」とホッとしていた。

　１２勝目を挙げた内海も「新潟サイコー！！」だ。ロペスが決勝弾を放った翌々日の５月１２日に新人三嶋と投げ合って白星が付いた。

　１３勝をマークしているヤクルト・小川、広島・前田健との差は１勝。３年連続最多勝も見えてきた左腕の投球に原監督も納得の表情だった。