松坂 生き残り5回2/3を1失点「開き直った」

[ 2013年9月10日 06:00 ]

<インディアンス・メッツ>6回途中で降板も、3安打1失点と好投した松坂

交流戦 メッツ2-1インディアンス

(クリーブランド)
 踏みとどまった。今季メジャーで3戦3敗、防御率10・95だったメッツ・松坂が、今季8月まで傘下3Aに所属したインディアンス戦に登板。5回2/3を3安打1失点と好投し、次回の登板機会も勝ち取った。

 これまで3試合は序盤から制球難を露呈して打ち込まれたが、この日は初めて初回を3者凡退に切り抜ける立ち上がり。「これ以上、悪くならないと開き直った。フォームを以前の形に戻し、チェンジアップをスプリットに替えた。どんな球種でもストライクが取れた」と手応えを口にした。6回2死一、二塁でクベルの打球が右胸を直撃して103球で降板。今季初勝利は持ち越しとなったが、テリー・コリンズ監督も「特に変化球の制球が良かった。テンポも良かった。彼はこういう投球を必要としていた」と評した。

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2013年9月10日のニュース