国学院大 小兵・柴田、持ち味発揮2打点で勝ち点1

[ 2013年9月10日 06:00 ]

東都大学野球第1週最終日 国学院大3―2拓大

(9月9日 神宮)
 3回戦1試合が行われた。国学院大が拓大を3―2で下し勝ち点1を挙げた。柴田竜拓(たつひろ)内野手(2年)が、同点の9回に中前に決勝打を放つなど、2打点の活躍を見せた。1部初昇格となった拓大は開幕戦を白星で飾ったが、2連敗を喫した。

 国学院大は1メートル65の8番・柴田が試合を決めた。2―2の9回2死二塁から、直球をしぶとく中前に運び「先輩がつくってくれたチャンス。抜けてくれて良かった」と笑顔を見せた。今春は10試合で22打数3安打、打率・136の結果に終わり、夏場は打力強化に取り組んできた。先制スクイズも決めるなどマルチな働きに、鳥山泰孝監督は「いい仕事をしてくれた。彼の持ち味」と称えた。

 ▼拓大・尾松(9回7安打3失点で敗戦投手に)最後に粘りきれなかったのは自分の力不足。勝たないと意味がない。

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2013年9月10日のニュース