ダルビッシュ8敗目…7回1失点でも勝てず、自身初の3連敗

[ 2013年9月10日 11:31 ]

パイレーツ戦の7回、アルバレスに適時打を浴び、天を仰ぐレンジャーズのダルビッシュ
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インターリーグ レンジャーズ0―1パイレーツ

(9月9日 アーリントン)
 米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュは9日(日本時間10日)、アーリントンでのパイレーツ戦に先発、7回を投げて4安打1失点、6奪三振と好投したが、打線の援護がなく、今季8敗目(12勝)を喫した。レンジャーズは0―1で敗れ、この日試合のなかったア・リーグ西地区首位のアスレチックスとのゲーム差は2に広がった。パイレーツは連敗を4でストップ、21年ぶりにシーズン勝ち越しを決めた。

 4日のアスレチックス戦では捕手のピアジンスキーとはマウンド上で激しい口調で意見交換する場面もあったが、この日はソトとのバッテリー。ダルビッシュは制球重視のピッチングで、カーブ、スライダーで巧みに緩急をつけ、6回まで2安打無失点と好投。7回2死からバードに左翼線二塁打、続くアルバレスに適時二塁打と連打を許し、1点を先制された。右ふくらはぎがつったこともあり、この回限りで降板となったが、前回登板からは見事な修正を見せた。

 ただ、味方打線がパイレーツの先発右腕コールに7回までに9三振を喫し、わずか3安打と沈黙。救援陣からも1安打しか打てず、無得点に終わった。これでダルビッシュの登板試合は5連敗、ダル自身もメジャー初の3連敗と、8月12日のアスレチックス戦を最後に勝ち星から見放されている。

 ▼ダルビッシュの話 打線もベストを尽くしたし、(敗戦は)仕方ない。(投球は)ソトが受けた中でもベストだと。僕もそう思ったし。今までのキャリアで。何より気持ちがすごく向かっていけたし、新たな発見というか、すごく良い先発だった。

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