“代打の神様”桧山が引退表明「ほっとしている気持ちある」

[ 2013年9月7日 13:27 ]

記者会見で今季限りでの現役引退を表明する阪神の桧山進次郎外野手

 プロ野球阪神の最年長選手、桧山進次郎外野手(44)が7日、兵庫県西宮市内のホテルで記者会見し、チーム一筋22年目の今季限りでの現役引退を表明した。「開幕から安打が出なかったのも要因かもしれない。今季は完全に夏ばてしているなと思った」と決断理由を述べた。

 桧山は京都・平安高(現龍谷大平安高)―東洋大から1992年にドラフト4位で阪神に入団。主力として2003、05年のリーグ制覇に貢献し、06年から代打の切り札として活躍した。今季も全て代打で43試合に出場し、37打数8安打の打率2割1分6厘、9打点。

 通算成績は1945試合で1261安打、159本塁打、703打点。代打での通算107打点、同156安打はともにセ・リーグ歴代2位。(記録は6日現在)

 ▼阪神・桧山の話 毎年いつ引退するかという気持ちで臨んでいた。ほっとしている気持ちがある。家族に最初に伝えた。みんなに感謝の思いでいっぱい。(代打で浴びる)あの歓声は誰でも味わえないし、幸せ者だなと思う。

 ▼阪神・和田監督の話 若いころから球界で確立されていないウエートトレーニングに取り組むなど、先を見据えてやっていた。ひと言で言うと準備の達人。万全にして向かう姿勢は後輩たちに見本、手本として語り継がれると思う。

 ▼阪神・南信男球団社長の話 オフのサイン会は嫌な顔をしないで引き受けてくれたし、野球振興にも熱心だった。阪神一筋22年は最長なので、お疲れさまと言いたい。後を継ぐ生え抜きを育てていかないと。

 ▼阪神・鳥谷の話 まだまだ体が動いているし、もっとできるんじゃないかと思っていたので、びっくりしている。試合に出ている選手よりも汗をかいてグラウンドに出ていく姿、一打席に懸ける姿が印象的。

 ▼阪神・西岡の話 桧山さんのプレーを見てプロの世界でやりたいと思った。小さなころからテレビ画面の中の人だった。僕らしさを出してプレーできているのも、桧山さんがやりやすい環境をつくってくれたから。

 ▼ヤクルト・宮本の話 残念。自分もやめちゃうけど、残り少ない試合をお互い悔いのないように頑張りたい。

 ▼楽天・星野監督の話 今朝(7日)、電話をもらった。よう頑張ってきた。一振りに懸けるというのは大変。代打で打率2割7分、2割8分というのは大変なもんだ。

 ▼巨人・原監督の話 川藤さん、八木がいて、その後で阪神の勝負強い代打の伝統を受け継いでいた。ベンチにまだ残っているなと考えさせられ、相手の戦力として大きかった。

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