おかわり 柵越え4本 首脳陣の前で“豪打”も走塁に不安

[ 2013年7月21日 06:00 ]

ティー打撃をする中村

 昨年10月に左膝手術を受け、リハビリを続けている西武・中村が、西武ドームでの1軍の全体練習に術後初めて参加した。

 午後2時50分すぎ。練習着姿のナインの中で唯一、ホームのユニホーム姿で現れた。フリー打撃では33スイングで4本の柵越え。「怖さはあるけど打撃に関しては膝も問題なくやれている」。ただ、実戦復帰のメドについては「何も考えていない。出られるようになった時に出たい」と、走塁の不安があることから慎重な姿勢を崩さない。

 しかし、首脳陣は早期復帰を望んでいる。安部打撃コーチは「思ったより打てていた」と評価し、光山作戦兼バッテリーコーチも「後半戦に絶対に必要やから呼んだ。1試合でも早く帰ってきてほしい」と期待。21日の全体練習ではシート打撃に1打席立つ予定。当面は8月中のイースタン・リーグ出場を目標とし、その状況を見て1軍復帰の時期を探る。

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2013年7月21日のニュース