黒田、7回5安打2失点で9勝目「回を追うごとに安定してきた」

[ 2013年7月21日 08:51 ]

レッドソックス戦の5回、投球がそれて本塁を突いた三走のカープ(37)を、捕手からの送球を受けタッチアウトにするヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース5―2レッドソックス

(7月20日 ボストン)
 ヤンキースの黒田は20日(日本時間21日)、ボストンで行われたレッドソックス戦に先発し、7回5安打2失点、2四死球4三振で今季9勝目(6敗)を挙げた。防御率はア・リーグ2位の2・65。ヤンキースは5―2で勝ち、後半戦初白星。

 黒田は初回、死球で走者を出し、2死二塁から4番オルティスに左前打。しかし左翼手ウェルズの好返球で二塁走者は本塁でアウトとなり、無失点でしのいだ、その後2~3回に三者連続三振を奪うなど4回までは無失点。1点の援護をもらった5回には5、6番の連打で2死二、三塁のピンチを招き、9番イグレシアスの場面で痛恨の暴投も、素早くカバーに入って三塁走者をタッチアウトとし、この回も無失点で切り抜けた。リードを4点に広げた直後の7回裏には無死から連続長短打されて犠飛と暴投で2失点を喫したが、後続を断ってこの回でマウンドを下りた。

 ▼黒田の話 回を追うごとにボールが安定してきた。ラッキーなプレーもあり、何とかしのげた。チームは首位とは離されているけど、まだこのディビジョンは分からない。最後の最後まであきらめないでやっていきたい。

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