韓国、勝って史上初の1次R敗退 最強打線のはずが…

[ 2013年3月6日 00:05 ]

<韓国・台湾>5回に本塁タッチアウトとなり、うなだれる韓国の鄭根宇

WBC1次ラウンドB組 韓国3-2台湾

(3月5日 台湾・台中)
 WBCの第1回大会で3位、第2回で準優勝しB組勝ち抜き筆頭候補と見られていた韓国は、2勝1敗の成績を上げながら“得失点差”で台湾、オランダを下回り史上初の1次ラウンド(06年大会の名称はアジアラウンド、09年は東京ラウンド)敗退となった。

 昨季のパ・リーグ打点王の李大浩(オリックス)をはじめ、かつて巨人などで活躍した李スンヨプ、元ロッテの金泰均らを擁し、過去最高の打線ともうたわれていたものの、オランダ戦で完封負け。台湾戦の終盤でようやく打線に火が付き逆転勝ちしたものの、目覚めるのが遅すぎた。

 同じB組のオランダが一足先に2次ラウンド進出を決めたことで、韓国は台湾戦でただ勝つだけではなく、最低でも5点差での勝利が必要に。走者を出してもバントで1点ずつ狙っていく作戦が取れず、得点は8回に奪った3点にとどまった。

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2013年3月6日のニュース