台湾 8回終了で“勝った”先制ホームイン陽岱鋼が東京行き導く

[ 2013年3月6日 06:00 ]

<韓国・台湾>3回2死一塁、台湾・林智勝の中前打を中堅手がファンブルする間に陽岱鋼が先制の生還

WBC1次ラウンドB組 台湾2-3韓国

(3月5日 台湾)
 8回が終了すると、台湾ナインはベンチの前でハイタッチを交わした。地元開催の応援を背に、試合終了を待たずしてB組1位で初の2次ラウンド進出を決めた。

 B組の最優秀選手に選ばれた日本ハムの陽岱鋼が、この日も全2得点に絡んだ。「チームがいいプレーをした。MVPはみんなのおかげ。ファンが勇気を与えてくれた」。3回に遊撃内野安打で出塁。2死一塁から4番・林智勝の中前打と中堅手の失策が重なり、一気に先制のホームを駆け抜けた。4回2死二塁では、しぶとく二遊間を破る中前適時打。先発しながらマメをつぶして3回途中に降板となった兄の陽耀勲(ソフトバンク)の無念も晴らした。「日本と試合をしたい」と事あるごとに口にしてきたリードオフマンは、胸を張って日本へ乗り込む。

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2013年3月6日のニュース