松坂 初先発で3回0封 5安打許すも要所抑え「自分らしい」

[ 2013年3月6日 08:47 ]

1回、インディアンス先発の松坂から中前打を放つ、ジャイアンツ・田中

オープン戦 インディアンス4―3ジャイアンツ

(3月5日 アリゾナ州スコッツデール)
 インディアンスとマイナー契約の松坂は5日、ジャイアンツとのオープン戦に先発して3回を投げ、5安打無失点2三振無四球だった。

 オープン戦3度目の登板で初の先発。「長く先発をしてきたので、試合に入りやすいと思った」という松坂は1回、先頭打者を見逃し三振に斬ると、元日本ハムの田中の中前打を口火に3連打を浴び、1死満塁のピンチを迎えた。それでも左飛併殺で切り抜けて無失点。2回も1死一、二塁としたが、投ゴロ併殺で得点を許さなかった。3回は3人で終了。田中との2度目の対戦は右飛だった。

 田中とは横浜高時代の98年春の甲子園で初対決。東福岡の2年生だった田中に当時も中前打を許したといい、「思い出しました」と苦笑いした。オープン戦の成績は3試合で計7回を投げて9安打2失点。松坂は「走者を出しながら抑えられたのは自分らしい」と明るく振り返り、「(状態は)ちょっと上がったかな、と思う」と手応えを感じたようだった。

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