日本ハム 加藤新コーチ 先輩栗山監督に言われた「お前には厳しくいくぞ」

[ 2011年12月26日 09:19 ]

 師走の鎌ケ谷。2軍施設で自主トレに励む選手と少し離れたところで、日本ハム・加藤が体を動かしていた。戦力外通告から2カ月。「来年は打撃投手もやったりするし、肩をつくっておかないと」。2軍投手コーチとして歩み始める来季へ、第二の人生はもう始まっている。

 最優秀中継ぎ投手に輝いた横浜時代の06年。「いい思いをしたけど、そこからは地獄を見たね」。09年に日本ハムにトレード移籍してから、1軍登板はわずか21試合だった。「せっかく日本ハムに獲ってもらったのに何もできなかった」という気持ちが、自らは想像もしていなかったというコーチ就任受諾を決めた理由だという。

 新監督は東京学芸大の先輩でもある栗山英樹氏。「お前には厳しくいくぞ」とハッパをかけられた新米コーチは今、必死に勉強中だ。

 横浜時代のミーティングノートを引っ張り出して読み返した。そして新しいノートには、チームの投手陣の特徴を書き留めている。「僕はできなかったけど、40歳くらいまで活躍できるような選手が育ってくれたらいいね」。33歳の加藤は、自らが成し遂げられなかった夢を後輩たちに託す。

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