阪神 葛城 戦力外は「ある程度覚悟 ダメならケジメをつけようと」

[ 2011年12月26日 09:11 ]

 34歳のベテランは、崖っ縁に立たされても前だけを見つめていた。阪神移籍8年目で受けた戦力外通告。葛城は冷静に受け止めた。

 「ある程度覚悟していたから。すぐに“来年もやりたい”と思ったから気持ちは切り替えられたよ」。昨年は、戦力外通告を受けた直後の庄田の練習パートナーを買って出た。「まさか1年後に自分がそうなると思っていなかったけどね。精神的にしんどい部分もあるけど桜井、田中と励まし合いながらやってるから」。同じく戦力外となった野手と汗を流し、あらためて仲間の温かさを実感した日々を送った。

 阪神での思い出。葛城は迷うことなく、08年7月2日の中日戦(甲子園)で放ったサヨナラ二塁打を挙げた。お立ち台ではその後の甲子園名物にもなった「ウォー!」の雄叫びを初披露。「良い先輩、良い後輩に恵まれたけど、一番はやっぱりファン。あれだけの声援を送ってくれたからね」。トライアウトを2度受験し、やることは全てやった。「ダメならケジメをつけようと思ってる」。その目には一点の曇りもなかった。

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