和田、メジャーでもワクチン寄付「続けていく」

[ 2011年12月26日 06:00 ]

オリオールバードを表示したiPadを手に笑顔を見せる和田

 オリオールズと2年総額815万ドル(約6億4000万円)で契約し、23日に帰国していた和田毅投手(30)が25日、母校の早大で練習を再開。来季も積極的に慈善活動に取り組む考えを示した。メジャー移籍を「新たな挑戦」と位置づけた左腕は、日米両国でサンタクロースになる。

 決断に時間は必要なかった。熱心に取り組んできた慈善活動について、和田は「向こう(米国)に行ったから終わり、ということではないです。続けていくことに意味があるし、続けていきたい」と継続を強調した。

 戦う場を移しても助けたい思いは変わらない。既にオ軍の慈善事業への参加を快諾。契約時に、球団が選手の給料の一部を自動的にチャリティーに回す活動を知らされると即決したという。一方で、05年から始めたNPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」を通じての発展途上国にワクチン寄付も継続。今後も1球につき10本(勝利投手の場合は20本、完投勝利は30本、完封は40本)寄付していく。

 ▼日本人メジャーリーガーの主な慈善事業

 ☆黒田(ドジャースからFA)両親をがんで亡くしている右腕は、入団1年目の08年からがん撲滅運動などを行う球団の慈善事業基金に寄付。09年に10万ドル(約780万円)、今年も5万ドル(約390万円)を寄付した。

 ☆松坂(レッドソックス)移籍4年目の昨季から、奪三振1個につき500ドル(約3万9000円)を積み立て。さらに大リーグ公認の自身のサイン入りグッズ販売による収益を合わせ、球団を通じて米国の少年少女に寄付している。

 ☆イチロー(マリナーズ)今年2月、鳥インフルエンザや新燃岳火山噴火などで苦しむ宮崎県に、ふるさと納税制度を利用して1000万円を寄付した。

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