でも本当は失敗…西岡 逆転呼び込む貴重なヒット!

[ 2011年4月6日 11:52 ]

ヤンキース戦の10回、右前打を放つツインズ・西岡=

 ツインズの西岡は5日、ニューヨークでのヤンキース戦に「2番・二塁」で出場し、5打数1安打だった。内容は見逃し三振、二飛、中飛、見逃し三振、右前打。チームは延長10回の末、5―4で勝った。

 
 3試合連続安打となった5打席目の安打は、逆転を呼びこむ貴重なヒットとなった。

 西岡は大リーグ移籍後、自身初めての延長戦の末にヤンキースに競り勝った。「こういう勝ち方でチームは勢いづく」とうなずいた。

 4―4の延長10回に先頭のスパンが四球で出塁。西岡はバントを試み、速球を2球続けてファウル。2ストライクと追い込まれたが、3球目の外角速球を右前に運んだ。これで無死一、三塁と好機を広げ、主砲マウアーの適時打でチームは勝ち越した。

 八回1死満塁の打席では見逃し三振に倒れていた。延長十回もバント失敗から挽回しての一打に「引きずらずに打てて良かった」とほっとした表情だった。

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