イチロー開幕4試合連続安打も“痛恨”の失策

[ 2011年4月6日 06:00 ]

レンジャーズ戦の2回、トレアルバの打球を捕れず失策するマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ4―6レンジャーズ

(4月4日 アーリントン)
 マリナーズ・イチローの今季初失策が2連敗につながった。1点ビハインドの2回2死一塁。右翼正面のライナーに前進して、両膝を付きながら捕球を試みたが、グラブの土手ではじいてピンチを広げた。次打者に三塁打が出て、痛い2点を失った。

 試合後のイチローは多くを語らず「(照明は目に)入ってないです。説明?いらないんじゃないですか」と悔しさをにじませた。エリク・ウェッジ監督は「低いラインドライブに勢いをつけすぎ、ボールに衝突してしまった」と説明。予測が難しかった打球だけに、10年連続ゴールドグラブ賞の名手をかばった。

 打撃では5回に今季初の二塁打を放ち、5年ぶり3度目となる開幕4試合連続安打をマーク。この好調ぶりを、再びの貯金生活につなげる。(浮田圭一郎通信員)

続きを表示

2011年4月6日のニュース