斎藤、屈辱…初の1試合2発被弾にブーイングも

[ 2011年4月6日 06:00 ]

ブレーブス戦に登板し、今季初黒星を喫したブルワーズ・斎藤

ナ・リーグ ブルワーズ1―2ブレーブス

(4月4日 ミルウォーキー)
 ブルワーズの斎藤が、大リーグ6年目で初めて1試合に2本塁打を浴びて敗戦投手になった。本拠地開幕戦はその2発で逆転されて8年ぶりの開幕4連敗。「自分のせいで負けた。チームの力になれず、つらい」と視線を落とした。

 試合前セレモニーでは東日本大震災の犠牲者に黙とう。慈善目的のくじを1枚2ドル(約170円)で販売した。売り上げの半額にあたる1万2500ドル(約105万円)が東日本大震災で被災した児童のために国連児童基金(ユニセフ)を通じて寄付される。しかし、仙台市の実家が被災した右腕が皮肉にも黒星を招いて大観衆からはブーイングも。「切り替えられれば」と厳しい表情だった。

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2011年4月6日のニュース