値千金弾 九州国際大1安打男「これまで迷惑をかけていたので」

[ 2011年3月31日 13:27 ]

九州国際大付―北海 8回表九州国際大付無死、花田が右越えに勝ち越しの本塁打を放つ

第83回選抜高校野球大会第9日 九州国際大付5-4北海

(甲子園)
 取っては取り返す互いに譲らぬ好ゲーム。同点にされた直後に九州国際大付に再度流れを呼び込んだのが、今大会ここまでわずか1安打にとどまっていた花田だった。

 3-3で迎えた8回、右翼ポール近くに飛び込む大会10号弾に花田は「同点に追いつかれた後だったので、まずは塁に出たいと思っていました。打った瞬間行ったと思いました。これまで迷惑をかけていたので(打てて)良かった」と興奮気味に話した。

 先発の三好は3試合連続で完投。4失点に「打線がせっかくリードしてくれたのに自分のせいで点を取られた。ちゃんとしないと」と反省しきり。それでも9回には1点差に詰め寄られなお1死一、二塁と同点のピンチもしのいだ投球に、若生監督は「しっかりエースとして、頼りのあるピッチャーになったと思いますね」と頼もしそうに話した。

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2011年3月31日のニュース