本命不在 レッズ主力引き留めに成功 明るい話題少ないカージナルス

[ 2011年3月31日 15:27 ]

 【ナ・リーグ中地区展望】本命不在で優勝争いは混とんとしている。昨季、15年ぶりの地区優勝を果たしたレッズはオフに主力の引き留めに成功。安定した先発陣や昨季リーグMVPの主砲ボットに加え、2年目の169キロ左腕チャプマンの成長に注目が高まる。

 カージナルスにとって痛いのは、昨季20勝右腕ウェインライトの右肘手術による今季絶望。プホルスは来季以降の契約延長交渉が決裂するなど、明るい話題が少ない。カブスはエースのザンブラノが復調し、1番・右翼として期待される福留が安定した数字を残せれば十分チャンスはある。

 ア・リーグ東地区に所属していた1982年以来の地区優勝に向け、精力的に補強したブルワーズは右腕グリンキーが肋骨骨折で開幕アウト。レネキー新監督は苦しいスタートを強いられる。

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2011年3月31日のニュース