サッカー界から刺激…星野監督が提案「Kスタで球宴」

[ 2011年3月31日 06:00 ]

サッカーの大震災復興支援試合を見て「野球も仙台でオールスターが出来ないかな」と語る星野監督

 サッカーに負けていられない。楽天・星野監督が夢のプランを提案した。

 「今年のオールスターを何とかクリネックス(Kスタ宮城)でできないものかな」。三浦知良がゴールを決めた、前日のサッカー復興支援試合をテレビ観戦。東日本大震災の支援へ迅速に動き、ビッグゲームを開催したサッカー界に刺激を受けた。

 今季の球宴は7月22日から3試合の予定で、既に球場もナゴヤドーム、東京ドーム、QVCマリンに決定。変更は難しいが「無理かもしれないけど、根回ししてみるか」と広い人脈を最大限に活用する考えを示した。

 7月は電力事情が予測できず、東京電力・東北電力管内での試合は不確定な部分もある。球場変更を提案となれば4月4日の実行委員会に諮る必要があるが、今からの変更は極めて困難。それでも闘将が提案した「Kスタ球宴プラン」。キング・カズのゴールが象徴するように、夢のある企画こそが見る者に力や希望を与えるのは確かだ。 

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2011年3月31日のニュース