２１世紀枠で初出場…城南、打撃振るわず

第８３回選抜高校野球大会第８日 城南２―７鹿児島実

（3月30日 甲子園）
　２１世紀枠で甲子園初出場の城南（徳島）は、初戦で報徳学園（兵庫）を破った勢いを生かせずベスト８を逃した。

　初戦では連打を浴びせ８得点。徳島県内でも有数の進学校である県立校の攻撃力に注目が集まったが、この日は相手投手のスライダーに苦しみ１３三振。「甘い球がほとんどなかった」と森監督。狙い球を絞りきれなかった。１５安打を浴びた竹内は「全国では通用しなかった。投球の質を上げてまた夏に戻ってきたい」と雪辱を誓った。