西岡、本番使用の調整…“奇策”をテスト

[ 2011年3月31日 06:00 ]

ブレーブス戦の3回、打者モーノーのとき、二盗に失敗するツインズ・西岡

オープン戦 ツインズ2―4ブレーブス

(3月29日 アトランタ)
 ツインズの西岡が入団以来初となる公式戦用スタジアムで、本番仕様の調整を施した。右前打で出塁した3回はディレードスチールを敢行。アウトになったものの「1回試してみたかった。変化球だろうなというカウントだったので」。実際に投球はスライダーで、狙い通りだった。

 守備では5回2死一塁で、二遊間へのゴロを遊撃のカシーヤと2人で追いかけて内野安打にするミスもあったが、2併殺を決めるなど動きは軽快だ。オープン戦残り1試合で打率・345。3打数無安打でも03年ヤンキースの松井(・324)を上回る日本人1年目のオープン戦最高打率となる。

 試合前は開幕戦の相手、ブルージェイズのエース左腕ロメロをビデオで研究。球場の雰囲気に「テンションが上がる」と笑顔で開幕が待ち切れない様子だった。

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2011年3月31日のニュース