あれよあれよとG料理…篠田、開幕2戦目先発へ

[ 2011年3月31日 06:00 ]

練習試合<広・巨>1回無死、長野(手前)から三振を奪う広島先発・篠田

練習試合 広島4―1巨人

(3月30日 マツダ)
 マエケンに次ぐ、先発の柱が決まった。左腕の篠田が巨人打線を相手に6回3安打無失点の好投。開幕2戦目となる、4月13日阪神戦(甲子園)での先発が濃厚となった。

 安定感が違った。初回に長野、ラミレスから、ともにチェンジアップで空振り三振を奪い、リズムに乗る。最速145キロの直球、チェンジアップ、スライダーを丁寧に投げ分け、凡打の山を築かせた。

 「フォームのこととか変なことを考えず、とにかく思い切り腕を振ってカウントを有利にしようと思って投げた」

 巨人には入団以来4年間で通算11試合の登板。0勝1敗と同一リーグで唯一未勝利だった相手に好投したことで首脳陣の評価も固まった。野村監督は「どこに(先発日を)持ってくるかは決まっていない」としながらも「リズムが良かったし、カウントを整えられていたことは評価できる」と笑みを見せる。前田健、篠田の両輪で赤ヘル軍団がスタートダッシュを期す。

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2011年3月31日のニュース